世界がん撲滅サミット2021 in OSAKA

公益社団法人 日本医師会 会長メッセージ

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公益社団法人 日本医師会 会長

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中川 俊男

『世界がん撲滅サミット2021 in OSAKA』が開催されるにあたり、日本医師会を代表して一言ご挨拶を申し上げます。
今年のテーマは「すべてのがんにリベンジを! 今、大阪から世界に広がるがん撲滅への挑戦!」と伺っております。非常に重要なテーマであると認識しております。

新型コロナウイルス感染症については、わが国では9月末をもって4度目の緊急事態宣言が解除されましたが、第6波の襲来や今冬の新型コロナとインフルエンザの同時流行に備え、引き続き感染対策の徹底が重要です。

昨年1月以降のコロナ禍では、がん検診受診率の減少やがんの手術が延期される事例が報告されましたが、現在は徐々に回復しているとの報告もあります。今後もがんに罹る国民を減らすために、がん予防のための施策を一層充実させていく必要があり、そのためにも早期発見・早期治療に繋がるがん検診は重要です。令和元年度の国民生活基礎調査によると、がん検診受診率に関しては、男性の肺がん検診以外のがん検診については受診率50%の目標には到達しておらず、次回調査時にはより受診率の低下が危ぶまれます。

近年の革新的な技術開発により、がん医療は急速な進歩を遂げています。AIなどの情報技術やゲノム医療の進歩は、将来の病気のリスクを知ることや病気での早期発見、高い治療効果に大変期待されています。一方でゲノム情報は究極の個人情報とも言われており、その取り扱いに関しては、保護や管理に万全を期す必要があります。そのうえで、全ての国民が安心・安全にその恩恵を享受できるものとなることが求められます。

また、本会が進めているかかりつけ医機能の充実・強化をはかり、引き続き地域医療の支援に努めるとともに、誰でも、どこでも、いつでも安心して平等に医療を受けられる公的医療保険制度の下での、国民皆保険を守り、国民の皆さまに、より良い医療を提供するため、尽力していく所存であります。

結びに、本集会の開催にあたり、ご尽力されました関係者各位に深く敬意を表し、本サミットが有意義なものとなりますことを祈念いたします。

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