世界がん撲滅サミット2021 in OSAKA

大阪市長メッセージ

松井 一郎

大阪市長
松井 一郎

本日、『世界がん撲滅サミット2021 in OSAKA』が開催されますことを、心からお喜び申し上げます。

本サミットの開催にあたりご尽力されました関係者の皆様に深く敬意を表します。
また、大阪市では、「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに掲げた2025年大阪・関西万博の成功に向け、2025年日本国際博覧会協会や国、大阪府等と連携しながら準備に取り組んでおり、そのようななか本サミットが大阪の地で開催されることに深く感謝申し上げます。

がんは、今や国民の2人に1人が生涯のうち1度は罹患すると言われているほど身近な病気であり、本市におきましても長きにわたって死亡原因の第1位であることから、がん対策の推進は重要な課題となっています。

本市では、平成30年3月に策定した大阪市健康増進計画「すこやか大阪21(第2次後期)」におきまして、「全ての市民がすこやかで心豊かに生活できる活力あるまち・健康都市大阪の実現」をめざしており、がん対策としまして、がんの発症予防、がん検診の受診率向上、がんとの共生に関する取組みを推進しております。特にがん検診につきましては、市民のがん検診受診率50%を目標に掲げ、新型コロナウイルス感染症拡大のなか、効果的な取組みを模索しているところです。

新型コロナウイルス感染症拡大により、市民生活のみならず、社会、経済など多方面にわたって甚大な影響を及ぼす事態となっており予断を許さない状況が続いておりますが、本サミットで最新のがん予防・治療について知見を広げるとともに、開催の機運に乗じ、がんにより失われる命が1人でも少なくなるよう、がん対策により一層取り組んでまいります。

最後になりますが、本サミットが、お集まりの皆様方にとって実りあるものとなりますこと、そして、皆様方の今後ますますのご健勝とご活躍を心からお祈り申し上げまして、お祝いのことばといたします。

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