皆様には日頃より格別のご高配を賜り誠にありがとうございます。

 お陰様でこの度、東京地裁は10月30日付けで『がん撲滅サミット2016』の正当性をめぐる裁判で原告 中見利男、低用量抗がん剤治療の三好立、がん撲滅サミットは医学的根拠のある治療法を紹介しようとしたのであって、その正当性を認めるという判決を宣言いたしました。

 すなわち私どもは『がん撲滅サミット2016』の勝訴を勝ち取ることができました。

 さかのぼること7年前の2016年10月、それまで予定されていた『がん撲滅サミット2016』に対して、ある患者会代表が標準治療以外の治療を市民に紹介することは患者を惑わす行為であるとして共催団体の某学会に抗議を入れたことから始まり、一瞬の間にメディアスクラムが組まれ、一部の医療者が共催中止を訴えて署名活動を展開。全国的な猛批判や誹謗中傷が始まり、それは魔女狩りと呼ばれるほどの旋風が巻き起こったのです。

 今回ようやく私共の正当性が認められ勝訴を手にすることができました。

 皆様にはこの間、様々なご不安の声やご心配をいただいており、大変恐縮しておりますが、今回の東京地裁の判決で私どもが決して患者を惑わす治療を紹介しようとするために公開セカンドオピニオンにて当該の医療者をご登壇いただく企画を実施しようとしたのではないことがこれを以て証明され、なおかつ正当性のある企画だったということが証されたわけです。

 これによって以後、私ども『がん撲滅サミット』に標準治療以外の医学的根拠のある代替医療を含めた治療法を公開セカンドオピニオンの場で正々堂々と皆様の前にご紹介させていただくことが可能となりましたので、以後のサミットにご期待ください。

 最後になりましたが、この勝訴はすべてのがん患者の皆さまの勝利であり、標準治療を核としたすい臓がんなどの難治性がん、希少がんの皆様の望む情報を入手することができる統合医療、代替医療の夜明けを意味する画期的な判決であったことを申し添えてご報告とさせていただきます。

 皆さまの変わらぬご支援、ご指導に心より感謝申し上げ、がん撲滅に向けて一歩一歩着実に歩を進めて参りたいと存じますので、引き続き何卒よろしくお願い申し上げます。

世界がん撲滅サミット2023 in OSAKA
実行委員会事務局