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第5回がん撲滅サミット 公開セカンドオピニオン

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  • 第5回がん撲滅サミット 公開セカンドオピニオン

公開セカンドオピニオンとは、当日、ステージに登壇する下記の先生方に皆様から直接ご質問をいただき、がん医療に関するお悩みにお答えするというご来場者参加型の企画です。
なお創立5周年祈念の今大会ではスペシャルゲストをお迎えして『がん撲滅サミット・アフターケアプレゼンツ』のコーナーをご用意しております。詳細はサミット当日の公開セカンドオピニオン内で発表致します。

東京大学医学部附属病院長(胃・食道外科)
瀬戸 泰之氏

瀬戸 泰之

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学歴および職歴

昭和59年  3月
東京大学医学部医学科卒業
昭和59年  6月
中央鉄道病院麻酔科、
東京大学附属病院第一外科にて研修
昭和60年  6月
関東労災病院外科
平成  4年  6月
国立ガンセンター癌専門修練医(胃外科)
平成  9年  2月
東京大学附属病院第一外科医局長
平成10年  5月
東京大学医学部消化管外科講師
平成12年  9月
医療法人明和会中通総合病院副院長
平成15年12月
癌研究会附属病院消化器外科医長
平成19年  4月
癌研有明病院上部消化管担当部長
平成20年  5月
東京大学医学部消化管外科学教授
平成31年  4月
東京大学医学部附属病院長(胃・食道外科)

著書

  • マンガと図解でわかる胃がん・大腸がん
    監修 瀬戸泰之 高橋慶一
    法研 2017年
    論文多数
ご来場の皆様へのメッセージ

厚生労働省人口動態統計によると、2017年我が国では134万397人の方が亡くなっており、うち37万3334人の方が悪性新生物(いわゆる“がん”)で命を失っています。総死亡数に占める割合は、27.9%であり、いまだ死因順位の第一位を占めていることがわかります。

ですので、人口減少傾向にあるわが国において“がん”撲滅が最も重要な、かつ喫緊の課題となっています。そのためには、がんを根絶やしにする根治的治療法のさらなる確立が望まれます。

一方、がんを乗り越えた、いわゆるがんサバイバーの方々も大勢いらっしゃることも間違いありません。消化器がんの根治的治療は1881年ウィーン大学のBillroth先生の胃癌手術成功から始まっていると考えられています。以後、数多くの偉大な先人が根治的外科治療の開発・普及に取り組んでこられました。一時、拡大手術の方向に向かいましたが、現在は根治性を維持しつつ低侵襲な手術治療で治癒せしめることが重要と考えられています。

また、がんを乗り越えて長生きできる方々も多く、術後のQOLも重要視されています。様々な治療法が開発されてきましたが、「悪いところは取る」という外科手術がもっとも効果的であることは今昔変わっていません。

がんの手術は切除が基本であり、そのための臓器機能低下のリスクが伴います。何とか、そのような機能低下リスクを最小限にとどめ、なおかつ根治性を維持できるような外科治療を目指しています。

専門である上部消化管外科領域(食道・胃)では、胃がんにおいて、何とか胃全摘は回避したいというコンセプトが広まりつつあります。当科でも実践しており、昨年は胃全摘術の割合がかなり減少してきています。食道がん切除は、手術の中でももっとも侵襲の大きな手術ですが、術後合併症を軽減しうる術式を開発しています。

また、発見された時点で、従来であれば不治と考えられた例でも、ネバーギブアップの心意気で集学的治療を行い、予後向上に努めています。そのような取り組みを紹介させていただきます。

皆さん、創立5周年祈念~第5回がん撲滅サミットの会場でお会いしましょう。

東京大学医科学研究所 教授(ウィルス療法)
藤堂 具紀氏

藤堂 具紀

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略歴

1985年
東京大学医学部医学科 卒業。同年 東京大学脳神経外科入局。
1989年
国立病院医療センター 脳神経外科医師(厚生技官)
1990年
ドイツ国 エアランゲン・ニュールンベルグ大学脳神経外科 研究員
1992年
国立病院医療センター(現 国立国際医療研究センター)脳神経外科 復職
1994年
医学博士(東京大学)
1995年
米国 ジョージタウン大学脳神経外科 研究員
1998年
米国 ジョージタウン大学脳神経外科 助教授
2000年
米国 ハーバード大学医学部マサチューセッツ総合病院 脳神経外科 助教授
2003年
東京大学医学部脳神経外科 講師
2008年
東京大学大学院医学系研究科 特任教授
2011年
東京大学医科学研究所 教授
ご来場の皆様へのメッセージ

ウイルス療法は、がん細胞のみで増えることができるウイルスを感染させ、ウイルスが直接がん細胞を破壊する治療法です。元来がん細胞は正常細胞に比べウイルス感染に弱く、ウイルス感染さえできれば、どのようなウイルスでもがん細胞で増えて参ります。

しかしウイルスをがん治療の薬にするためには、ウイルスの遺伝情報を「設計」して、がん細胞ではよく増えても、反対に正常細胞では全く増えないウイルスを人工的に造ることが重要です。

私たちは、ヒトの口唇ヘルペスの原因として知られる単純ヘルペスウイルスI型(HSV-1)を用い、安全にヒトに応用できる遺伝子改変型HSV-1を開発しています。特に、三重変異を有する第三世代のがん治療用HSV-1(G47Δ)は、がん細胞に限ってウイルスがよく増えるように改良され、抗がん免疫を強力に引き起こすように造られています。

G47Δはがん幹細胞をも殺すため、がん根絶的な治療になり得ます。

G47Δを世界で初めてヒトに応用する、いわゆるファースト・イン・マン(first-in-man)臨床試験は、悪性脳腫瘍の患者を対象とし、2009年より5年間実施されて、G47Δを脳内に投与しても安全性であることが確認されました。

G47Δが増えてがん細胞を直接破壊する治療効果が短期間で観察される一方、抗がん免疫を引き起こすことによって生じるがんワクチン効果が4-5ヶ月経ってから観察されました。

この結果を踏まえ、日本で初めてのウイルス療法の治験(新薬承認申請の臨床データを集めるための臨床試験)が医師主導で2015年から開始され、中間解析で極めて高い治療成績と安全性が示されたため、2019年中に悪性脳腫瘍の新薬として承認申請を行います。

ウイルス療法ががんの治療選択肢となる時代はまさに目前です。

G47Δの実用化とは、無限の発展性をもつ「抗がんウイルス創薬」のほんの始まりに過ぎません。G47Δの中に任意の治療遺伝子を組み込んで、特殊な抗がん機能を発揮するがん治療用HSV-1を作ることもできます。

さまざまな機能を発揮する次世代HSV-1の開発によって、がんの種類や進行度などに応じてウイルスを使い分けたり混ぜて用いたりすることができるようになるでしょう。

欧米ではすでに、第二世代のがん治療用HSV-1が悪性黒色腫の薬として認可されています。日本でもいずれ、G47Δが医薬品開発における「死の谷」を越え、すべての固形がんに使えるようになるでしょう。文字通り今大会のテーマである全がん種の根治を目指したいと思います。

世界に優る最先端技術を活用して、一日でも早く日本国民がウイルス療法を自由に選択できるように、産官学と国民が一体となって、国内開発を推し進めていきましょう。

第5回がん撲滅サミットでお待ちしております!

藤田医科大学病院 国際医療センター センター長(大腸がん)
前田 耕太郎氏

前田 耕太郎

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学歴

1979年
慶応義塾大学医学部卒業

職歴

1979年~
慶応義塾大学医学部外科学教室
1985年~
慶応義塾大学伊勢慶応病院外科、同手術室長
1987年~
Lund University Malmo General Hospital 外科留学
1989年~
Birmingham University 外科留学
1990年~
社会保険埼玉中央病院外科医長
1995年~
藤田保健衛生大学医学部消化器外科 助教授
2004年~2017年
藤田保健衛生大学医学部外科 主任教授
2016年~
藤田医科(保健衛生)大学病院 国際医療センター長・教授

所属学会

  • 日本外科学会:名誉会員、日本消化器外科学会:特別会員、
    日本臨床外科学会:名誉会員、第75回総会会長(2013)
    日本癌治療学会:功労会員、日本大腸肛門病学会:前理事、評議員、第70回日本大腸肛門病学会総会会長(2015)、日本ストーマ・排泄リハビリテーション学会:前理事長、監事、大腸肛門機能障害研究会:会長
  • International College of Surgeons (Vice-president, President of Japan Section), International Society of University Colon and Rectal Surgeons (Vice-president、Congress President2020),
    Asian-Pacific Federation of Coloproctology (Secretary General),
    Asian Society of Stoma Rehabilitaion (Director General),
ご来場の皆様へのメッセージ

現在は、万が一がんになったらという時代ではなく、二人に一人ががんになる時代です。がんの中で、女性では大腸がんの頻度が最も多く、男性でも2番目に多いがんで、全体としては、最も多いのが大腸がんということができます。

大腸がんは、いろいろながんの中でも、治療によって治る可能性の高いがんです。欧米諸国と同様に、我が国における大腸がんの死亡率は横ばいもしくは減少しつつあります。これはスクリーニングによる大腸がんの早期発見や日本の高度な治療技術によるところが大きいと考えられています。

大腸がんの治療では、発見された時点での病気の広がりが重要で、広がりの程度によって種々の治療が選択されます。また大腸がんは、がんのできる場所によって治療後にいろんな機能と大きく関連することがあります。現在では、多くの直腸がんで肛門を温存できることができるようになりましたが、場所やがんの程度によってはストーマ(人工肛門)を作らなくてはならないこともあります。

ただし、現在ではストーマがあっても普通に社会生活ができることをお伝えしておきます。また、直腸がんの術後には、排尿や性機能障害が発生することもありますし、非常に低い位置にある直腸がんの術後には排便障害も起きることがあります。

これらの機能障害は時間の経過とともに改善することが多いです。治療法も、内視鏡的に治療可能な病変から大腸と同時にリンパ節を切除する必要性のある病気までいろいろです。また、転移のある患者さんでは、転移した病気の部分を切除したり、抗がん剤や新しい薬を併用したりして治療することもあります。病気の程度と治療法に関しては、大腸癌研究会が編集している“患者さんのための大腸癌治療ガイドライン”に指針が書かれています。

大腸がんは、多くの患者さんが治る病気です。多くの患者さんが、“大腸がんの”患者さんでなく、“大腸がんであった”患者さんです。

この第5回がん撲滅サミットの公開セカンドオピニオンでは、大腸がんに関する、すべてのご相談やご質問にお答えします。皆様のご来場をお待ちしております。

杏林大学医学部教授・一般社団法人 日本乳癌学会理事長
井本 滋氏

井本 滋

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昭和60年3月
慶應義塾大学医学部卒業
昭和60年4月
慶應義塾大学病院 外科
昭和61年5月
日本鋼管病院 外科
昭和62年5月
国立大蔵病院 外科
昭和63年5月
慶應義塾大学医学部 一般消化器外科学教室
平成3年5月
足利赤十字病院 外科
平成4年10月
国立がんセンター東病院 乳腺外科
平成13年9月
同病院 乳腺科医長
平成19年4月
杏林大学医学部教授 外科学(乳腺)
平成30年6月
一般社団法人 日本乳癌学会理事長

研究テーマ

  • 低侵襲治療の開発 腫瘍免疫応答の解明 希少転移乳癌の治療

著書

  • 乳がんと向き合う(土屋書店)
  • 乳がん予防・治療・再発防止がよくわかる本(土屋書店)
ご来場の皆様へのメッセージ
乳癌は日本人女性の11人に1人が一生の間に罹患するとされ、毎年10万人の方が診断されています。乳癌は乳房を触って気がつくこともありますが、マンモグラフィあるいはエコーによる検診を2年に一度お受けになれば早期の段階で診断されます。仮に乳癌と診断されても、手術、薬物、放射線を上手に組み合わせることで十分に治癒が期待できます。特に薬物はこれまでの抗がん薬、抗ホルモン薬、抗HER2薬に加えて、細胞周期を制御するCDK4/6阻害薬、DNA修復異常を標的とするPARP阻害薬、そして免疫チェックポイント阻害薬などの分子標的薬が導入されましたので、乳腺専門医や癌薬物療法専門医などの専門医の受診をお勧めします。一方、BRCA遺伝子の異常から乳癌や卵巣癌が発症しやすいことが判明しており、この遺伝子の異常で10人に6人が乳癌を、10人に4人が卵巣癌を発症します。すでに発症された方とまだ発症されていない方を乳癌や卵巣癌から守る医療を進めることが課題でありミッションです。公開セカンドオピニオンでは皆様のさまざまな疑問にお答えすることで、乳癌診療の今について理解を深めていただけますと幸いです。

公益財団法人がん研究会有明病院院長補佐、泌尿器科部長
米瀬淳二氏(膀胱がん、腎臓がん、前立腺がん)

米瀬淳二

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  • 東京医科歯科大学 医学部 1986年卒
1986年4月~
東京医科歯科大学附属病院
1987年4月~
埼玉県立がんセンター 泌尿器科
1989年4月~
公立昭和病院 泌尿器科
1992年1月~
癌研究会付属病院 泌尿器科
1995年1月~
東京医科歯科大学附属病院 泌尿器科
1996年4月~現在
癌研究会付属病院
(現:がん研有明病院)泌尿器科
  • 2011年7月より泌尿器科部長

専門領域

  • 泌尿器科悪性腫瘍の診断・治療
ご来場の皆様へのメッセージ
泌尿器科では 前立腺がん 膀胱がん 腎がん 精巣がんを中心とした泌尿器および男性生殖器のがんを扱っています。
がんの基本的な治療法は、手術、放射線、薬物療法となります、前立腺がんのように高齢者に多くホルモン治療がよく効くがんや、精巣がんのように若年者に多く薬物療法がよく効くがんなどがん種によって様々な特徴があります。近年の 画像診断、新規薬剤、手術機器、放射線治療機器の進歩によって泌尿器がんの治療成績は向上しています、又病状や患者さんの希望に沿った治療法選択の幅も広がっています。選択肢が多いほど、なにを選ぶか決断をしていかなければいけない場面が増えてきますので、迷ったときはセカンドオピニオンを活用していただきたいと思います。当日は、ビッグサイトで皆さんのご質問をお待ちしております。

慶應義塾大学病院臨床研究推進センター副センター長、
トランスレーショナルリサーチ部門長 教授
副島研造氏

副島研造

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  • 1989年慶應義塾大学医学部卒業。医学博士(慶應義塾大学)。
  • 1993年慶應義塾大学医学部呼吸器内科へ入局。
  • 1997年米国Harvard大学Dana-Farber Cancer Instituteへ留学。
  • 2001年帰国後、川崎市立川崎病院内科医長、慶應義塾大学医学部呼吸器内科助手、講師、准教授を経て、2015年慶應義塾大学病院 臨床研究推進センタートランスレーショナルリサーチ部門長となり、現在に至る。

専門分野

  • 呼吸器内科学、肺がんの個別化医療、分子標的治療薬の開発・薬剤耐性機序の解明、がん免疫治療、トランスレーショナルリサーチ(橋渡し研究)
ご来場の皆様へのメッセージ
本邦における肺がんによる死亡者数は年間7万人を超え、最も予後が悪いとされているがんの一つです。進行肺がんでは、抗がん剤による治療が中心となりますが、従来の抗がん剤による治療成績は決して満足のいくものとは言えない状況でした。しかし、近年分子標的治療薬や免疫チェックポイント阻害薬など様々な新規薬剤が開発され、めざましい治療成績の改善が得られつつあります。患者さん一人一人の、がんと共存しながら諦めず立ち向かっていく姿勢が、新たな可能性を生む力となります。
第5回がん撲滅サミットでお会いしましょう。

国立研究開発法人国立がん研究センター研究所 がん患者病態生理研究分野 分野長(統合医療、漢方治療)
上園 保仁氏

上園 保

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略歴

1985年 3月
産業医科大学 卒業、医師免許 取得
1989年 3月
産業医科大学大学院 修了、医学博士 取得
1991年 1月
米国カリフォルニア工科大学生物学部門 ポストドクトラルフェロー
2004年 11月
長崎大学大学院医歯薬学総合研究科内臓薬理学講座 助教授
2009年 1月
国立がんセンター研究所がん患者病態生理研究部 部長
2015年 5月
国立がん研究センター先端医療開発センター支持療法開発分野 分野長 兼任
2015年 11月
国立がん研究センター中央病院支持療法開発センター 主任研究員 兼任
2015年 11月
国立がん研究センター社会と健康研究センター健康支援研究部 主任研究員 兼任
2017年 10月
長崎大学大学院医歯薬総合研究科医療科学専攻包括的腫瘍学分野 (連携講座) 教授 併任
ご来場の皆様へのメッセージ
がん患者さんは、がんになりそしてがんと闘う中でさまざまな痛み(体の痛み、心理的痛み、社会的痛み、スピリチュアルな痛み)に直面し、悩んでおられます。ひとつの症状がよくなっても、それだけではおそらく満足することにはならず、患者さんの全体を見つめ、患者さんの納得できる生き方に寄り添う必要があると考えます。
漢方薬は2種類以上、多いものでは18種類もの生薬でできた合剤です。患者さんの症状を改善するための「標的」も複数であることの多い薬です。そして漢方薬は患者さんの全体の症状を捉え、複数の標的に対応する薬として、また体に全体的に優しくはたらく薬のひとつであるといえます。この漢方薬が近年の研究技術の進歩に伴って、今までなぜ効くのかわからなかった作用のメカニズムが明らかになってきました。数千年前に作られ、長い歴史の中で今日までいわば安全性試験が行われてきた漢方薬は、先人からの脈々と続く経験知と科学的根拠に基づく作用メカニズムの解明とが合流し、いくつかの漢方薬は今や西洋薬の効果を補完できるところまで来ていると感じています。
公開セカンドオピニオンでは、がん治療で起こる副作用や、がんそのものが起こすつらい症状についての疑問、悩みなどをうかがい、漢方薬を通じて皆さまの疑問、悩みの解決にお役に立てれば幸いです。また皆さまからの疑問を持ち帰り、今後の漢方薬研究に生かすべくしっかりと前進してまいります。
亡き北島政樹永世大会長は漢方に力を注いでおられました。北島先生の御遺志を受け継ぐ思いで第5回がん撲滅サミットに臨みます。皆様のご来場を心よりお待ち申し上げます。

神奈川県立がんセンター重粒子線センター長
量子科学技術研究開発機構 放射線医学総合研究所病院元病院長
鎌田 正氏

鎌田 正

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  • 現職:神奈川県立がんセンター重粒子線センター長
  • 千葉大学大学院医学研究院客員教授併任
    群馬大学医学部医学科客員教授併任
    新潟大学大学院医歯学総合研究科客員教授併任
    北海道大学医学部医学科客員教授併任

学歴

昭和48(1973)年4月
北海道大学医学部医学進学過程入学
昭和54(1979)年3月
北海道大学医学部医学科卒業

職歴

昭和54(1979)年7月
北海道大学医学部附属病院放射線科医員
昭和56(1981)年9月
文部教官北海道大学助手(医学部附属病院放射線科)
昭和63(1988)年4月
北海道厚生連旭川厚生病院放射線科主任医長
平成03(1991)年6月
文部教官北海道大学講師(医学部附属病院放射線科)
平成06(1994)年10月
科学技術庁放射線医学総合研究所重粒子治療センター治療診断部治療課医長
平成13(2001)年7月
放射線医学総合研究所重粒子医科学センター診断課臨床検査室長
平成15(2003)年4年
放射線医学総合研究所重粒子医科学センター病院治療課長
平成20(2008)年6月
放射線医学総合研究所重粒子医科学センター長
平成28(2016)年4月
国立研究開発法人 量子科学技術研究開発機構
放射線医学総合研究所 臨床研究クラスタ長
放射線医学総合研究所病院 病院長併任
神奈川県立がんセンター重粒子線センター長
(現在にいたる)

テレビ出演

  • 鳥越俊太郎 医療の現場(BS朝日)
    現場に訊く!ここまで来た!がん治療

ラジオ出演

  • NHKジャーナル(ラジオ第1・平日PM10:00~11:10 全国放送)
    スタジオ生出演でのインタビュー
ご来場の皆様へのメッセージ
最近、新しい放射線治療法としてご質問をいただく機会が多い粒子線治療ですが、保険診療あるいは先進医療として粒子線治療の適応となるがんの病態や治療の内容についてできるだけ正確な情報をお伝えできるようにいたします。

帝京大学医学部外科学講座 教授
佐野圭二氏

佐野圭二

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1990年(平成2年)
東京大学医学部卒業
2004年(平成16年)
東京大学医学部 肝胆膵・移植外科 講師
2009年(平成21年)
日本赤十字社医療センター 外科部長
  • 現在 帝京大学医学部 外科学講座 教授(2010年4月~)

専門

  • 肝胆膵の悪性疾患に対する集学的治療(特に高度進行症例)
ご来場の皆様へのメッセージ
がんを撲滅できればそれは素晴らしいことだと思います。がんにかかったとき、闘うか闘わないか、闘うとしたらどのように闘うかを決めるのは皆さんです。闘いたい人の「がんとの闘い」に少しでもお役にたつこと、闘わないと決めた人の「がんと闘わないことに対する不安」を少しでも減らすこと、ができればと思いつつ日々診療しています。

国立国際医療研究センター病院 大腸肛門外科 診療科長
清松知充氏

清松知充

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専門分野

  • 大腸癌・直腸癌の外科治療
    • 直腸癌手術における機能温存手術(肛門、排尿機能、性機能)
    • ロボット(ダヴィンチ)手術および腹腔鏡手術による低侵襲治療
  • 腹膜偽粘液腫の外科治療
    • 特殊な粘液産生腫瘍の腹膜播種である腹膜偽粘液腫の外科治療【完全減量手術(腹膜切除)と術中腹腔内温熱化学療法】
    • 虫垂粘液瘤(未破裂で腹膜偽粘液腫の前段階の虫垂)の手術

主な経歴

1998年
東京大学医学部卒業
1999年
癌研究会附属病院 外科
2000年
NTT東日本関東病院 外科
2003年
東京大学大学院 医学系研究科 外科学
2007年
日立製作所 日立総合病院 外科
2011年
東京大学医学部 腫瘍外科 助教
2016年
東京大学医学部 腫瘍外科 特任講師、腫瘍外科・血管外科 医局長
2017年
国立国際医療研究センター病院 外科
(2018年より大腸肛門外科 診療科長)

主な資格

  • 日本外科学会:専門医・指導医
  • 日本消化器外科学会:専門医・指導医
  • 消化器がん外科治療認定医
  • 日本がん治療認定医機構:がん治療認定医
  • 大腸肛門病学会:専門医
  • 日本内視鏡外科学会:技術認定医
  • 日本ロボット外科学会:専門医・Robo Doc Pilot認定(消化器外科)
ご来場の皆様へのメッセージ
虫垂と卵巣の特殊な粘液産生腫瘍の破裂に伴う播種によって引き起こされる腹膜偽粘液腫という病態は、発症頻度も高くないために一般には広く知られておりません。しかし、悪性度が一般の大腸癌に比べて低く、それゆえに腹腔内のみに病気が広がり、抗がん剤もあまり効かないとても厄介な病態です。現時点では外科治療が唯一の根本的治療となります。ただし、欧米では広く標準治療として認められている完全減量手術(腹膜切除)・術中腹腔内温熱化学療法も、日本ではなかなか認知が進まず高額な自費での治療で行わざるを得ないのが現状です。大きな侵襲を伴う手術ではありますが、少しでも低侵襲に安全に行われるように日々取り組んでおります。一般的な大腸癌や直腸癌の播種についてはこれと同様には治療が難しいのが現状ですが、特に腹膜偽粘液腫については適切な治療のオプションにまでたどり着けずに亡くなってしまわれる方もまだまだいると思われますので少しでもこのような疾患について皆様に広く知っていただき、治療の普及が進んでいくことを願っております。皆様に東京ビッグサイトでお会いできるのを楽しみにしております。

量子科学技術研究開発機構 放射線医学総合研究所病院客員研究員、
岐阜大学抗酸化研究室
岡田直美氏

岡田直美

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資格

  • 医学博士 経営学修士(MBA)

経歴

1986年3月
千葉大学医学部卒業
1986年5月
千葉大学医学部附属病院呼吸器内科 研修医
1987年9月
東京厚生年金病院 麻酔科 医員(現JCHO東京新宿メディカルセンター)
1988年4月
千葉大学医学部大学院(呼吸器内科 生化学)
1992年3月
千葉大学医学部大学院修了
1992年10月
社会保険船橋中央病院内科 医長
1994年4月
東京都立府中病院 呼吸器内科 医員(現多摩総合医療センター)
2001年6月
東京都保険医療公社 多摩南部地域病院 内科 医員
2008年3月
慶應義塾大学大学院経営管理研究科修了
2008年4月
国家公務員共済組合連合会
東京共済病院 腫瘍内科(化学療法科兼務)部長
2014年8月
放射線医学総合研究所 重粒子医科学センター病院 医長
2016年4月
量子科学技術研究開発機構放射線医学総合研究所臨床研究クラスタ重粒子線治療研究部、腫瘍臨床研究チーム医長

主な著書・掲載書籍 メディア

  • このまま死んでる場合じゃない! がん生存率0%から「治ったわけ」「治せるわけ」 講談社
  • がんの苦痛をとる治療 朝日新聞出版
  • 新医療 戦略的に取り組む新しい医療技術のビジネス化他3篇
  • NHK お医者さん名鑑 主婦と生活社
  • 掲載雑誌
    命を守る画期的「ABCD血液型」胃癌の8割は血液型を知れば予防できる 週刊新潮
  • テレビ出演
    NHK今日の健康 がん患者サロンについて
  • Web
    臨床+αのひと 日経メディカルオンラインなど
ご来場の皆様へのメッセージ
「不治の病に苦しむ患者さんを救うブラックジャックのような医師になりたい」そんな学生時代の頃の想いは、形を変えて叶いつつあります。
「治らない」と言われたがん患者さんも、正確な現状把握をし、治すための戦略をたて、さまざまな治療を組み合わせること(集学的治療)で治せる時代になりました。その背景には、一つは化学療法、手術、放射線、ラジオ波焼灼術や動注塞栓療法などの局所療法など、すべての分野で医療技術は目覚ましい進歩があります。でも、一番大きな要因は、それぞれの分野のまさにブラックジャックのような先生方と連携をとることで、内科医でも、疑似的にその診療科のパーフォーマスを出すことができるようになったことです。
外科医じゃなくても優れた手術をして頂ければ、患者さんに外科の名医と同じ価値提供ができます。そして、みなさんが思っている以上に今の日本にはブラックジャックと呼べる優れた医師がたくさんいます。
ブラックジャックの本質は、「不治の病を治す医師」ではなくて、「患者さんから命を託された医師の本来あるべき姿」なのだと思います。優れた医療も患者さんとの強い信頼関係があってこそのものだと思います。
東京ビッグサイトでお会いするのを楽しみにしております。

杏林大学 名誉教授
古賀良彦氏

古賀良彦

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専門分野/得意な領域

  • うつ病、統合失調症、睡眠障害
    精神生理学 専門医指導医
    日本精神神経学会認定専門医
    日本臨床神経生理学会認定医・名誉会員
    日本催眠学会名誉理事長
    日本ブレインヘルス協会理事長
    日本薬物脳波学会副理事長

主な経歴

1971年
慶応義塾大学医学部卒業
1976年
杏林大学医学部精神神経科学教室入室
1999年
杏林大学医学部精神神経科学教室 主任教授
2016年
杏林大学名誉教授
うつ病や不眠の臨床に加えて香りや食品の脳機能への効果を生理学的に研究している。

出演番組

  • 健康カプセル!ゲンキの時間(TBS系)
  • 世界一受けたい授業(日本テレビ系)
  • ジョブチューン アノ職業のヒミツぶっちゃけます!(TBS系)
  • 他多数

書籍

  • 『活発脳をつくる60歳からのおりがみ』(主婦の友社)
  • 『睡眠と脳の科学』(祥伝社新書)
  • 『脳をリフレッシュする大人のぬりえ 』(きこ書房)
  • 他多数
ご来場の皆様へのメッセージ
ジュレという食べ物をご存知ですか。実は英語のゼリーと同じ言葉で、イタリア語のジェラートともほぼ同じ意味です。日本ではゼリーは甘いお菓子を、ジェラートはアイスクリームのことを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。一方、ジュレはフランス語ですが、コンソメをゲル状に固めたちょっと冷たい洒落た料理を思う人もいるのではないでしょうか。私がジュレにこだわるのは、つい最近、ガンで他界した友人との思い出があるからです。
彼はとても優れた医師で、生涯、耳鼻科臨床を献身的に行なってきました。唯一の楽しみは、夏の一週間、奥様とヨーロッパ旅行をすることでした。残念なことに、2年前から、それは果たされなくなりました。悪性度の高い前立腺ガンに侵されたためです。
一昨年末には大腸に転移したガンを切除し人工肛門を設けました。今年のある冬の日、何も食べたくないと訴えるようになり、体重はみるみるうちに減少して、以前の健啖家だった面影はすっかりなくなってしまっていました。
私は一計を案じて、あるレストランのジュレをお見舞いの手土産に持って行きました。彼が旅行中に、それを好んで食べていたことを知ってたからです。彼はいつもの几帳面な口調で礼を述べると、すぐさまそれを口に入れました。そして即座に、美味い、と久しぶりに張りのある声をあげました。
それからふた月して他界しましたが、彼はその間に娘に頼んで何度かそのジュレを買いに行かせたと聞きました。そのジュレのフレーバーをとても好んでいたことを通夜の時に奥様からうかがいました。
香りや味は理屈ぬきに人の感性に訴えます。彼の場合は、ジュレを口にした時にさまざまな思いがあふれ出て、一瞬ではあるものの気持ちの瑞々しさを取り戻したのでしょう。
つい最近、ガンで親友を失ったことから、感傷的になってしまいました。実は、香りや食事は脳の働きを円滑にして、患者さん本人ばかりでなく、ご家族のストレスを和らげ気持ちを癒すことが出きる素敵なチカラを持っています。いわゆる香りと食事のブレインヘルスです。
そんな話を脳科学的なエビデンスを示しながら、分かりやすくしたいと思っています。第5回がん撲滅サミットでお会いしましょう。

帝京大学医学部 緩和医療学講座 講師
大澤岳史氏

大澤岳史

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  • 平成12年3月、新潟大学医学部医学科卒業。同4月、東京女子医科大学附属第二病院外科(現 東医療センター)入局し、中通総合病院、能代南病院、新八柱台中央病院などで主に大腸がんを中心に外科研修を行った。
    平成23年12月 東京女子医科大学東医療センターにて緩和ケアチーム立ち上げに携わり、同チームリーダーを務めた。 平成25年4月より現職
    緩和ケアチームを務める傍らで、定期的に祐ホームクリニックにて訪問診療にも従事している。
ご来場の皆様へのメッセージ
緩和ケアの目的は生活の質(QOL)の向上です。
良いQOLって何でしょうか?
それは「心地よい」と感じられることではないかと思っています。
たとえ重い病気になっても「心地よい」と感じられれば良いなと思っています。
緩和医療や在宅医療にお悩みの皆様、どうぞ第5回がん撲滅サミットにぜひお越しください。
少しでもお役に立てるようご質問にお答え致します。

がん撲滅サミット・アフターケアプレゼンツ  スペシャルゲスト

公益財団法人がん研究会プレシジョン医療研究センター長、
内閣府戦略的イノベーション創造プログラム・AIプログラムディレクター、
シカゴ大学名誉教授、東京大学名誉教授
中村祐輔氏

中村祐輔

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1977年
大阪大学医学部 卒業
同年
大阪大学医学部附属病院(第2外科)勤務
1984年
医学博士(大阪大学)
1987年
ユタ大学人類遺伝学教室助教授
1989年
(財)癌研究会癌研究所生化学部長
1994年
東京大学医科学研究所分子病態研究施設教授
1995年
東京大学医科学研究所附属ヒトゲノム解析センター長・教授(~2011年1月)
2001年
オンコセラピー・サイエンスを創設
2005年
理化学研究所ゲノム医科学研究センター長併任(~2010年3月)
2010年
独立行政法人国立がん研究センター研究所所長併任(~2010年12月)
2011年
内閣官房医療イノベーション室長(我が国の医療イノベーションを推進するための戦略 作成)
2012年
シカゴ大学医学部血液・腫瘍内科教授・個別化医療センター副センター長
2017年
人工知能を医療に応用するフロンテオヘルスケア社の設立に尽力
2018年
公益財団法人がん研究所プレシジョン医療研究センター長
内閣府戦略的イノベーション創造プログラムAIホスピタルディレクター
2018年
東京大学名誉教授
2018年
シカゴ大学名誉教授
2018年
公益財団法人がん研究会 がんプレシジョン医療研究センター所長

原著英文論文はNature17編、Nature Genetics70編、New England Journal of Medicine7編、 Science11編、Cancer Research115編など1450編以上、その引用件数は約16万回。h-indexの世界 ランキングで77位(2018年3月9日現在)

ご来場の皆様へのメッセージ
ゲノム解析技術の進歩によって、がん医療は「プレシジョン医療」という大きな変換点を迎えている。プレシジョン医療とは、精密な、正確な医療と訳されるが、より精度の高い鋭敏な診断、より確率が高い予測法に基づく最適な薬剤の選択、より高い効果が期待される個別化免疫療法の提供などを含んでいる。さらに、隣国を含む海外では、ゲノム情報を利用した個々人の食事管理・運動管理・健康管理などのシステムが始まっている。ゲノム解析技術の進歩によって、血液や尿などのリキッド(液体)を用いたがん診断が始まりつつある。
また、全ゲノム解析や全エキソーム解析も安価で正確にできるようになったため、オーダーメイドのネオアンチゲン療法を提供することも開始されている。限定的な遺伝子パネルは、米国の最も基本的な公的保険でもカバーされている状況であるにも関わらず、日本ではそれらが今頃になって議論されると言った状況となっている。ゲノム医療に関しては、10年近く遅れていることが明らかだ。
予想をはるかに上回る速度で進歩が起こっているDNA解析技術を医療現場で取り入れ、それらを提供することが、現在の閉塞したがん医療環境を変えるために不可欠である。がんを早く見つめるために、個々のがん患者の個性を正確に把握して最適で安全な治療法を提供するために、そして、新しいうねりとなっている個別化免疫療法推進のためにも、広い範囲でのゲノム情報の活用が求められる。
標準療法の壁を突き破り、患者さんに新しい可能性・希望を提供することに注力することが、医療の責任ではないのか! これが今、私が日本に伝えたいことです。
皆さんと共に1日も早く患者の権利を確立して、がん医療にイノベーションを起こしたいと思います。第5回がん撲滅サミットでお会いしましょう。

ほか、現在検討中

司会

作家、ジャーナリスト
中見利男氏(第5回がん撲滅サミット代表顧問、提唱者)

ご来場の皆様へのメッセージ

2019年11月17日(日)東京ビッグサイトが皆様の力で巨大なセカンドオピニオンエリアに変わります。ご自身のお悩みを会場でご相談されることは確かに大変な勇気が必要です。しかし、ご自身やご家族、ご友人の命を輝かせるためなら遠慮はいりません。不屈の精神が患者力の基本です。世界に誇れる医師の皆様と共に希望に満ちたお時間を作り上げて参りましょう。第5回がん撲滅サミットでお会いしましょう。

なお大津敦先生におかれましては当初ご登壇を予定しておりましたが、ご出張と重なりましたので残念ながら今大会はご欠席とさせて頂きます。皆様にくれぐれも宜しくお伝えくださいとのメッセージを頂いております。

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