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東京宣言2018

今日、我々は「がん撲滅」に向けた新しい行動を開始しました。今や国民の2人に1人が罹患し、3人に1人が亡くなるといわれるがんは、国民病そのものであり、このまま放置すれば国民へのダメージはもちろん、国益の損失と共に国家存続の危機さえ危惧されます。また、超高齢化社会の日本で健康長寿を構築し、生き生きと活躍できる人生を全うするために、がんと真剣に向き合い、死亡率を激減させる『日本版がん撲滅モデル』を早急に構築し、世界に発信することが、我々の責務と自覚すべきであります。かくして、年間69万人といわれるがん難民と結果としての死亡者をゼロにするため、全国民が願う次世代型医療社会の構築を実現していく必要があります。

そこで、この東京宣言で、我々は以下の3つの戦略を提案します。

一つは、「がん予防と早期発見、社会構築の整備」であります。生活習慣病やがん予防の知識と意識の普及、啓発活動及びゲノム医療であるリキッドバイオプシーを含めた超早期診断技術の開発やAIホスピタルの実用化等を後押しすることで、がんの予防、早期発見、適切な治療による安全で安心できる社会。そして健康復帰できる環境整備の構築を完成させることで、「生き生きと健康に生きてゆくことができる社会」を作り上げていきます。

二つめは、「プレシジョンメディシンの導入により、患者一人一人に合わせた個別化医療とチーム医療によって充実した医療環境を完成させることです。がん医療は今や日進月歩です。低侵襲性外科手術の普及、分子標的治療、免疫療法、光免疫療法等々を集学的に網羅した「次世代型標準的治療」の展開と再生医療の応用等々で、まさにトランスレーショナル・リサーチを駆使した医療現場での展開が必要であります。即ち、がん治療革命到来の予感が満ち溢れていますが、この機会に、患者・家族や医療従事者が同じ土俵の上で、同じチームメンバーとして、相互理解のもとで展開できる医療社会の構築が基本になります。そのためにオールジャパンの体制で誠意努力し、世界のリーダーシップになることを目指そうではありませんか。

そして三つめは、がんを克服されたがんサバイバーの皆さんが、素晴らしい人生を有意義に過ごせる社会環境の整備と、小児がんをはじめとする希少がん、すい臓がん等の難治性がん、さらにAYA世代のがん患者の皆さんに、等しく希望が持てるがん治療法を研究開発し、その実用化を加速・推進していくことが必要であります。

こうした戦略を政府、官僚、財界、医療界、ジャーナリズム、患者、国民の皆さんと、まさにオールジャパン体制で真剣に取り組み、がん克服から、やがては「がん撲滅」を成し遂げられるその日まで、我々は勇気と忍耐力を以て挑戦し続けていくことが重要で、これを第4回がん撲滅サミット「東京宣言」として、ここ東京ビックサイトから発信いたします。

第4回がん撲滅サミット
大会長 佐治重豊

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