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門田 守人

日本医学会連合会長
門田 守人

この度、「第3回がん撲滅サミット」が平成29年11月12日、パシフィコ横浜メインホールにて盛大に開催されますこと、心よりお慶び申し上げます。本サミットは、医療者だけでなく政・財・官、そして患者の皆様、ご家族の皆様と共にオールジャパンでがん撲滅に向けて取り組むことを目的として開催されるものとお聞きしておりますが、このように全国民を挙げてがん撲滅に向かう姿勢は、現在のわが国のがん対策において最も重要なことであると信じております。

さて、本年は2007年にがん対策基本法が施行されて10年間のがん対策が実施されたことになります。そして、第1期、第2期のがん対策推進基本計画計10年が終了したところであります。第1期基本計画では、「がん」に対する医療とがん患者の苦痛に対する医療が中心のがん対策であり、また第2期基本計画では、医療の枠を超えたがん患者の生活全体に対する対策の必要性が盛り込まれた形になっていました。すなわち、現時点における「がん」という病気、あるいはがん患者に関する空間的な広がりを網羅した計画案であったと言えます。ところが、全体目標の一つ「がんの年齢調整死亡率(75歳未満)の20%減少」については、死亡率は減少傾向であるものの、20%の達成は難しいという統計予測が示されております。そこで、第3期基本計画では、進んでいる患者中心の対策に加え、患者を新たに発生させない対策も重要であるとの認識より、患者を発生させないがん対策を目指すことになりました。そして、全体目標として「がん患者を含めた国民が、がんを知り、がんの克服を目指す。①科学的根拠に基づくがん予防・がん検診の充実(がん予防)、②患者本位のがん医療の実現(がん医療の充実)、③尊厳を持って安心して暮らせる社会の構築(がんとの共生)」を挙げました。がん予防では、喫煙率の減少、がん検診受診率の向上をはじめとしたがん対策のより一層の推進が必要としています。特に、今話題を呼んでいる受動喫煙については、協議会では「2020年までに受動喫煙をゼロにする」を満場一致で採択しました。

このようなことを含め、今、まさに患者さんが、国民が、がん対策に参加することが求められています。本サミットがその役割果たして「がん撲滅」に貢献されることを期待しております。

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