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厚生労働大臣メッセージ

加藤 勝信

厚生労働大臣
加藤 勝信

「第3回がん撲滅サミット」が開催されるに当たり、一言お祝いを申し上げます。産官学それぞれの立場でがん対策に取り組む皆様が集まり、3回目のがん撲滅サミットが盛大に開催されることは素晴らしいことです。開催にご尽力された関係者の皆様に、心より敬意を表します。

我が国では、平成18年に制定したがん対策基本法に基づき、総合的ながん対策を推進してまいりました。近年、放射線療法や化学療法、手術療法といったがん医療の目覚ましい進歩により、がん患者の5年相対生存率がこの10年で10%近く改善し、ついには60%を超えました。しかし、依然として、がんは我が国の死亡原因の第1位であり、引き続き、国を挙げてがん対策に取り組む必要があります。

がん対策推進基本計画の見直しでは、「がん予防」、「がん医療の充実」、「がんとの共生」の3本柱と、これらを支える基盤として「がん研究」、「人材育成」、「がん教育と普及啓発」を掲げています。

これまでも、がんの予防や医療の充実に取り組んできましたが、今回はがんとの共生を明確に打ち立てました。がんの診断早期の離職防止や治療と仕事の両立に関する支援、相談支援のあり方の検討などを通じて、がん患者の皆様が尊厳を持って安心して暮らせる社会が構築できるよう、全力で取り組んでまいります。

また、がんの研究については、近年、個人のゲノム情報の違いに応じて適切な治療を行う「ゲノム医療」への期待が高まっており、国内外において、様々な取組が進められています。我が国も、がんゲノム医療中核拠点病院の整備やゲノム情報に基づく適切な診療の提供、質の高いデータベースやバイオバンクの整備、革新的な治療研究の支援等を推進していきます。

ご参集の皆様方のご尽力により、本サミットが、「がん撲滅」への契機となることを期待しています。最後に、本サミットの成功と本日お集まりの皆様方の今後ますますのご発展、ご健勝を祈念いたしまして、お祝いの言葉といたします。

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